連合会長メッセージ
堺市断酒連合会の会長を務めております三原公男です。
堺市断酒連合会では堺市内各区の保健センターをお借りしまして、断酒例会を開催いたしております。各地域断酒会では皆様のご参加をお待ちいたしております。ぜひ一度、お近くの断酒会を覗いてみてください。
「断酒は仲間と共に」を合言葉に、共に酒を断ち、新たな人生を多くの仲間と共に歩みませんか?
方針
(断酒会の目的)
酒害を防止し、酒害に悩む者の自立更正を援助し、市民の精神衛生の向上と社会福祉の増進等に寄与することを目的としています。
(自助活動)
同じような生活状況に直面している人(酒に悩んでいる人、悩んできた人)個人個人が、集団の中で(断酒会の中で)自分自身の身体・精神・行動に対して責任を引き受けたり(断酒を継続し、自己を反省し、自分を磨き)、他の人々のそういう行動を援助す る(断酒会の活動に参画し、自分が救われた経験を自分だけにとどめずに、他の人にも手を差し伸べる)こと。即ち、共通の障害 や生活を破壊に至らせた問題(酒害問題)を克服するために、同じ環境の仲間で共に分かち合い助け合って行こうとする相互援 助の活動に取り組みます。断酒会は、自助活動グループです。
概要
団体名 | 堺市断酒連合会 |
地域断酒会 | 堺市鳳断酒会〔石津川支部〕 堺市宿院断酒会〔三宝支部休会中〕 堺市金岡断酒会 堺市泉北断酒会 堺市深井断酒会 堺市東断酒会 堺市美原断酒会 |
代表者 | 三原 公男(堺市断酒連合会長) |
連合会事務局 | 堺市断酒連合会 事務局 〒594-1101 和泉市室堂町96-1-219 殿内 賢 方 電話:090-9711-9023 FAX:072-344-5494 メール:masaru.tono0925@gmail.com |
設立 | 2002年(平成14年)4月 |
前身の堺支部設立 | 1970年(昭和45年)4月 |
会員数 | 128名(令和5年3月末現在) |
女性会員数 | 21名(令和5年3月末現在) |
準会員(家族会員) | |
賛助会員数 | 4名(令和5年3月末現在) |
役員 | 会長 三原公男(堺市宿院断酒会) 副会長 山崎栄二(堺市宿院断酒会) 事務局長 殿内 賢(堺市泉北断酒会) 事務局次長 大石健司(堺市宿院断酒会) 経理部長 松井直樹(堺市泉北断酒会) 経理部次長 殿内 賢(堺市泉北断酒会) |
所属上部団体 | 公益社団法人 全日本断酒連盟 一般社団法人 大阪府断酒会 |
組織
断酒会は全国組織です。全日本断酒連盟は、1963年(昭和38年)11月、故松村春繁氏を初代会長として創設されました。以来、断酒会活動は飛躍的に発展し、北海道から沖縄に至るまで、全国活動として活躍しています。
堺市断酒連合会は、昭和45年大阪府断酒会堺支部として発足しました。わずか2名での創立時から今日に至るまで、営々として発展に勤められた先輩のお陰で、現在7断酒会が活動しています。
活動
断酒例会 | 断酒会ごとに、週1回決まった曜日・時間に断酒例会を開いています。 断酒例会では、自分の酒害体験を語り、多くの仲間の酒害体験談を聴くことに 終始します。断酒例会への参加は自分の所属する支部や断酒会の断酒例会だけ でなく、他の支部や他の断酒会の断酒例会にも出席して、できるだけ多くの 酒害体験談を聴くようにします。 また、話し合える仲間をつくることを、断酒例会参加の目的とします。 |
本部例会 | 毎月1回、断酒を継続された会員に対しての表彰があります。 |
昼例会 | 夜の例会に出席しにくい人や、昼間在宅の人には、毎月1回、開かれる昼の 例会があります。 |
連絡会 | 各断酒会ごとに毎月1回、断酒会の連絡事項の報告や断酒会の活動について いろいろ話し合います。 |
家族会 | アルコール依存症は本人のみでなく、家族も巻き込んだ家族ぐるみの病気と 言われています。したがって断酒の継続には、家族の協力と理解が必要です。 そのことによって家族も酒害から解放されます。家族例会は、家族でしかわ からない、家族が抱える悩みや問題点などを話し合い、励まし合って、また 家族同士の親睦を図って行きます。 ■合同家族会 堺市総合福祉会館 毎月第2水曜日 13:00~15:00 毎月第3日曜日 9 : 00~11 : 00 ■各断酒会家族会 鳳 (第3金曜日) 東(第3月曜日) 美原(第4水曜日) |
創立記念大会 | 昭和45年大阪府断酒会堺支部として発足しました。節目の5年ごとに創立 記念大会を開催します。他の地域断酒会からも大勢参加され仲間の輪を広げ ていきます。 |
一日研修会 | 毎年8月に近畿一円の朋友の参加を得て、酒害体験談を聞く研修会です。 |
研修会 | 断酒会の発足と沿革/断酒活動とその理念/断酒活動と断酒会について/ 断酒の危機/例会出席の心構え/入会時の注意/家族の協力と理解などに ついて、酒害体験談の中から研修する会です。 |
新年例会 互礼会 | 一番酒につながりやすい正月。まず元旦の例会に出て、今年も仲間と共に 断酒継続を誓い合い、正月をすがすがしく迎えます。 |
酒害相談講習会 | 毎年断酒継続1年以上の会員を対象に、大阪府断酒会が酒害相談講習会を 開催します。(4月~6月頃 毎週1回・全10回程度 無料)自分が救って もらったように、酒害者を一人でも多く救うために、相談にも応じられるよ う、1年たったら受講するように薦めます。 |
その他の 主な行事 | 全日本断酒連盟全国大会、近畿ブロック大会、大阪府断酒会創立記念大会、 地域断酒会創立記念大会・記念例会、断酒学校(近畿ブロック断酒学校・ 松村断酒学校・山陰断酒学校など)、地域断酒会一日研修会・一泊研修会、 地域断酒会例会、協力病院記念行事などがあります。すすんで参加するよう にしよう。 |
酒害啓発活動 | 「アルコール依存症」を正しく知ってもらい、またお酒の怖さを認識して もらう活動。 1.各区役所・保健センターが行う「区民まつり」・「区民保健・健康 まつり」に参画。 2.行政・健康福祉団体などが主催するイベントに参加し、酒害体験談を 語ったり、宣伝活動を行います。 3.学校等で、未成年者に対して酒害体験談を語っています。 |
文化体育事業 | ■ソフトボール(要会費) 断酒会ではソフトボールが盛んです。日ごろの運動不足やストレスの 解消にと、練習試合や親善試合にいい汗を流しています。 近畿ブロックソフトボール大会、大阪府断酒会ソフトボール大会、 地域断酒会チームとの練習試合や病院の仲間との親善試合など ■書道同好会(要会費) 一字一字、筆を運ぶ墨の香に、気を静めて心の安らぎを求めていき ます。毎月第1・第3土曜日 19:00~21:00 総合福祉会館和室 で稽古をしています。 ■詩吟同好会(要会費) 詩吟の発声法は健康にも良く、朗々と吟いあげる気持ちは爽快その ものです。 毎月第1土曜日・第3土曜日 19:00~21:00 鳳・野田会館で、 先生(岳風会)について習っています。 ■カラオケ愛好会(要会費) もやもやも一気に解消、どなたも気軽にきてください。 奇数月 第3日曜日(鳳・小鯛スタジオ)17:30頃~ |
沿革
1970年 | 4月 | 大阪断酒会浪速支部より府下7番目の支部として分離、堺支部として会員2名で発足。 (例会場は濱野氏宅) |
1973年 | 10月 | 保健所保健士と福祉事務所担当者が例会へ初めて出席し、行政担当者と初めて接触する。 |
11月 | 保健所保健士及び行政担当者が全国大会に出席し、この時から行政と断酒会の連携協力関係が始まる。 | |
12月 | 保健所の厚意により、鳳保健所にて例会開催実施する。 | |
1974年 | 3月 | 堺市保健所に精神衛生相談員が配置される。 |
4月 | 第一回新人例会発足した。 | |
5月 | 理解と協力を深めるため各保健所との交流研究会を開催する。 | |
1975年 | 5月 | 創立五周年大会を開催する。(堺市後援) |
7月 | 保健所主催の酒害教室が鳳保健所で開催される。 | |
10月 | 和泉支部を結成する。(現和泉断酒会) | |
1976年 | 2月 | 家族教室発足する。(月1回) |
4月 | 鳳・宿院・金岡各保健所にて例会開催する。 | |
8月 | 文化事業として、詩吟同好会設立。以来月二回開催。 大阪断酒会が府下を統合して、大阪府断酒会と改称した。 | |
9月 | 大阪府断酒会の組織変更により、堺ブロックと改称。同時に宿院・金岡支部結成、三支部となる。 | |
11月 | 体育事業として、藤井寺支部と親睦ソフトボール大会を開催。 (以来、各断酒会・各病院と親睦試合を開催) | |
12月 | 第一回忘年文化祭開催する。(以来、毎年12月に開催) | |
1977年 | 1月 | 元旦新年例会・互礼会を開催し会員・家族が一年の抱負を述べ、断酒継続を誓い合う。 (以来、毎年開催) |
2月 | 例会出席毎に断酒の喜びを感謝し、10円募金を始める。 | |
9月 | 第一回断酒の集い研修会開催する。(以来、毎年開催) | |
12月 | 「例会ごとの感謝10円募金」を年末助け合い運動基金として、社会福祉協議会に寄託する。(以来、毎年実施) | |
1978年 | 3月 | 泉北支部結成、四支部となる。 |
4月 | 定例校区民生委員会議に招請を受け、体験発表をする。 | |
9月 | 会誌「断酒さかい」を創刊する。 | |
1979年 | 4月 | 第一回バスツアーを実施する。 |
12月 | NHKテレビ『サラリーマンライフ(酒断ち難きもの)』で堺断酒会「文化祭」の模様が放映される。 | |
1980年 | 4月 | 大阪府断酒会の組織変更により、「堺断酒会」として新発足する。 |
1981年 | 5月 | 大阪刑務所よりの依頼で、会員7名が訪問し体験を発表した。 (以来、所内断酒会学習会に年3~4回出席) |
9月 | 石津川支部結成、五支部となる。 近畿ブロック第六回ソフトボール大会で優勝した。 | |
1982年 | 9月 | 宮園支部結成、六支部となる。 |
1983年 | 6月 | 堺市社会福祉協議会より「10円募金・年末助け合い運動募金」に対し、感謝状を授与される。 |
7月 | 登美丘支部結成、七支部となる。 堺市より助成金受領。 青年部設置した。 | |
8月 | カラオケ会開催。(以後、随時開催) | |
1984年 | 1月 | 三宝支部結成、八支部となる。 |
3月 | 第一回大阪府断酒会ソフトボール大会で優勝した。 | |
4月 | 女性会員の会「杉の子会」結成した。(月二回特別例会を開催) | |
5月 | 大阪刑務所の受刑者断酒学習の協力に対し、大阪刑務所長より感謝状を授与される。 | |
1985年 | 3月 | 創立十五周年記念大会を市立熊野小学校講堂にて開催する。 機関紙「断酒さかい・創立15周年特別記念号」を発行した。 |
11月 | 濱野会長が退任し、次期会長として、堅田英雄が就任した。 | |
1986年 | 5月 | 定時総会に於いて、活動強化のため、四ブロック・八支部制に組織変更した。 |
9月 | 「10円募金・年末助け合い運動募金」に対し、大阪府社会福祉協議会より感謝状を授与される。 | |
1987年 | 9月 | 「断酒さかい事務局ニュース(活動報告・行事案内等)」を発刊する。 (以来、毎月発行) |
1988年 | 7月 | 書道同好会発足する。 |
10月 | 大阪府断酒会が保健文化賞を受賞。 | |
1989年 | 4月 | 鳳支部例会場を、新設された鳳文化保健センターに変更した。 |
10月 | 大阪にて全国(大阪)大会が大阪城ホールで開催される。 | |
1990年 | 2月 | 創立二十周年記念大会を堺市総合福祉会館にて開催した。 |
11月 | 大阪府より精神保健功労者として知事賞を受賞した。 | |
1991年 | 1月 | 全日本断酒連盟より断酒活動マニュアルとして「断酒必携・指針と規範」が発行される。 |
4月 | 「堺断酒会の手引き」を発行し、会員全員に配布した。 | |
7月 | 「社会を明るくする運動」の民間協力者として、大阪矯正管区長より感謝状を授与される。 | |
1992年 | 5月 | 宮園支部例会場を、新設された中保健センターに変更した。 |
10月 | 各保健所・保健センターにて開催された「保健所まつり」に参画、一般市民や市民団体に会の活動を啓蒙する。 (以来、毎年参加) | |
11月 | 地域保健活動に貢献した民間団体として大阪府医師会長賞を受賞した。 | |
1993年 | 6月 | 行政・医療関係者と懇談会を開催する。(毎年開催) |
9月 | 一日研修会を新金岡市民センターにて開催した。 | |
1994年 | 4月 | 体育事業としてゲートボール部設立した。 |
6月 | ボランティア活動として、使用済みテレフォンカード回収を始める。(以来、毎年実施) | |
9月 | 全日本断酒連盟にて「誓い言葉」が改正され、全国統一される。 | |
1995年 | 1月 | 阪神大震災発生、全日本断酒連盟にて救援義援募金を展開した。 |
2月 | 阪神大震災義援金募金を行い、大阪府断酒会に寄託した。 | |
3月 | 創立25周年記念大会を開催する。 (以後、記念大会は節目の年に開催し、例年は合同例会とする) | |
6月 | 鳳・西一会館にて昼例会を新設する。(以後、毎月第二月曜) | |
12月 | 総合福祉会館ホールにて映画「もうひとつの人生」の自主上映会を開催した。 | |
1996年 | 3月 | 創立26周年記念合同例会を開催する。(以後、毎年開催) |
7月 | 近畿ブロック一泊研修会(関西断酒学校併催)に23名参加した。 | |
9月 | 大阪府断酒会創立30周年記念大会に110名参加した。 | |
11月 | 「心の健康フェスティバル’96」が門真市で開催され、堅田会長が精神保健功労者として知事賞を受賞した。 | |
1997年 | 1月 | 堺市より濱野前会長並びに堅田会長が功績者表彰を受賞した。 |
4月 | 登美丘支部例会場を、登美丘保健センターから新設された東保健総合センターに変更した。 | |
5月 | 行政・医療関係者との懇談会を開催し、作業所の問題について意見交換を行った。 | |
7月 | 「社会を明るくする運動」において、大阪刑務所にて定期的に行われている収容者の断酒学習会の協力に対し、法務大臣より感謝状を受賞した。 堺作業所設立を推進するため、保健所・医療・断酒会関係者で設立推進委員会を設置した。 | |
8月 | 堺市より保健衛生功労者賞を受賞した。 | |
11月 | 作業所の実現目指して当事者の会「フェニックス会」を結成した。 | |
1998年 | 2月 | 泉州断酒連合会の活動として、堺に昼例会を総合福祉会館を会場として開設した。 (堺断酒会が運営を担当) |
9月 | 行政・医療・断酒会三者懇談会を開催、主として「昼間在宅者」問題について意見交換した。 | |
10月 | 有志による「フェニックス会」を支援する会を設立。 | |
1999年 | 2月 | 「フェニックス会」堺保健所にて昼例会を始める。(毎月一回) |
8月 | 堺夜市後清掃市民ボランティア活動に参加した。 | |
9月 | 大和川河川敷市民清掃ボランティアに参加した。(毎月一回) | |
10月 | 支部役員一日勉強会を開催した。 有志によるグループルーム「フェニックス」開設に伴い、夜間を堺断酒会事務所として開設した。 | |
12月 | 石津川支部例会場を諏訪森に移転した。(毎土曜日開催) | |
2000年 | 3月 | 創立30周年を記念して、堺市と共催で「アルコールとこころの健康を考える市民の集い」をソフィア堺にて開催した。 |
12月 | 行政・医療・断酒会の現業担当者による「堺市アルコール関連問題連絡会議」を結成した。 | |
2001年 | 4月 | 酒害者共同作業所「フェニックス」に、堺市より助成金が給付される。 |
2002年 | 4月 | 六保健センターに対応する六断酒会とし、堺市としての堺市断酒連合会を設立する。 |
2003年 | 6月 | 堺市にアメシスト例会場を開設した。(現在休止中) |
2004年 | 4月 | 2ヶ所目の酒害者共同作業所「フェニックス・リング」を堺市榎元町に開設した。 |
2005年 | 3月 | 「フェニックスを支援する会」を解散し、NPO法人「フェニックス会」として独立する。 |
2006年 | 4月 | 美原町の堺市合併に伴い、堺市美原断酒会を結成。 七会の連合組織となる。 堺市断酒連合会として、「堺市精神保健福祉審議会」に参画。 堺市断酒連合会創立35周年記念大会を開催。 |
2008年 | 4月 | 東区萩原会館に、東地域昼例会を新設。(現在休会中) 堺市で2ヶ所となる。 |
2010年 | 4月 | 堺市断酒連合会創立40周年記念大会を開催 |
2012年 | 美原地域昼例会、堺地域昼例会(現在休会中)、泉ヶ丘地域昼例会(現在休会中)を新設。 堺市で5ヶ所となる。 | |
2013年 | 6月 | 三国ヶ丘地域昼例会を新設。(現在休会中) 堺市で6ヶ所となる。 |
2014年 | 11月 | 中昼例会を新設。(現在休会中) 堺市で7ヶ所となる。 |
2015年 | 5月 | 堺市断酒連合会創立45周年記念大会を開催 |
2018年 | 1月 | 断酒さかいを休刊 |
7月 | フェニックス会本部が堺区遠里小野町に移転。 フェニックスリングが移転。 フェニックスリングは「むげん」に名義変更 | |
2019年 | 4月 | 金岡断酒会例会が水曜日に変更 |